レッドシダーの外壁が効果的に配されたスタイリッシュなM様邸は、ご夫婦とお子さん1人の3人が暮らすお宅です。リビングはオークの床材と直径30㎝はあろうかという檜の大黒柱が鎮座した落ち着いた空間です。デザイン性のある天井は杉材がアクセントとなり広がりを感じさせてくれます。リビングのアイコンとなるのは重厚感ある薪ストーブ。奥様がたっての希望とされた薪ストーブですが、価格的にも高価なこともあり、実際に薪ストーブを取り入れた住宅に足を運んでいただきました。薪ストーブは壁と距離を保って配置しているため別素材を貼ることなく使用できるようにしました。吹き抜け部分に天井まで伸びるストーブの煙突が配されているので、二階部分まで柔らかな温かさが伝わります。これが薪ストーブの最大のメリット。家全体を優しい暖かさが包む暮らしが実現しました。冬でも素足で歩いて暖かみや柔らかさを感じることができるのは自然素材を贅沢に取り入れているからこそのメリットと言えます。