「長く住まう家だからこそ現代風ではなく、どこか懐かしい家にしたい。」そんなお施主さまとの会話からスタートしたこちらの住まい。家族が集い生活の中心となるのは広いLDKです。自然の木目がデザインの一部となっている床は全面無垢材を使用。壁や天井がシンプルに白で統一されているので木目の温かみをより感じる空間が叶います。お気に入りのインテリアで部屋の雰囲気を変えることができるのも魅力のひとつ。家族の成長とともにライフステージにあった生活空間を自分たちで創っていく―。そんな楽しみが味わえます。 LDKから続く和室には「子どもたちに生活の中で本物の和の作法を学んで欲しい。」という奥様の要望から最近では珍しい１畳サイズのい草畳や障子を使用。床の間も完備しました。小さいお子様がいらっしゃる今は寝室として、将来的には家の中で本格的な“和”を感じる贅沢な空間としてお気に入りの空間が仕上がりました。