暮らしをデザインする感性を刺激される住まい。自然の息吹を感じる春。青空を借景に凜とした趣きのＨ様邸。「ご主人はシャープでシンプルが好き。奥様は変化があるのが好み。」外観と動線はシンプルに、しかし空間に変化をもたらすことで相反するご夫婦の要望を、ユーテックと建築家のアイデアをうまく調和させました。まず、玄関の扉を開けると、正面の中庭へと続く通路を設け奥行を感じられるように設計。右側に室内でありながら離れとなる和室、左側に家族の暮らすプライベート空間を確保しました。また、玄関を入ってすぐの脇にある扉を開けると、食品庫からキッチンに入れるよう奥様の利便性を十分に考慮。計算された生活動線に沿って必要な機能を効果的に配置することで、無駄なスペースを極力なくした空間をプロデュース。家族の憩いの場であるＬＤＫは、天井に無垢材を使用した落ち着いた分に雰囲気。創業当時は大工だったというユーテックだからこそ提供できる室内空間にすんなりと馴染む手作り家具にも職人技が光ります。ソファに腰かけ、中庭に視線を移せば、家族みんなの大好きな「ジブリ」の世界。シンプルさの中にも、感性を刺激する魅力がいっぱいに詰まった快適な住まいの誕生です。